既に傑作スポーツカーとしての名声をほしいままにしていたポルシェ911は、
デビュー以後11年を迎えた1974年モデルで初めて大規模なマイナーチェンジを受け、
Gシリーズへと進化する。
前後のバンパーは、北米マーケットでの対衝突安全政策に対応して、
従来までの“ナロー”モデルよりも遥かに大きなダンパー付のアルミ製に換装、
スタイリングの印象は大いに変わった。
パワーユニットは、あの“’73のカレラ”で初採用された2.7リットルがスタンダード911、911S(日本仕様のSDXも含む)ともに標準化されるが、
これも北米の排ガス規制を見越して大幅にデチューン、
スタンダード911で150PS、911S/SDXで175PSまでドロップしてしまう。
とはいえ、このモデルチェンジや930ターボなど高性能モデルの追加がカンフル剤となって、
稀代の名作スポーツカー、ポルシェ911はのちに35年にも到達する永い寿命を得ることになる。
SOLD OUT ポルシェ 911 1977 2700㏄
価格 :
基本仕様
- 年式
- 1977年(昭和52年)
- 走行距離
- 24,400km
- 全長×全幅×全高(cm)
- 排気量
- 2700㏄
- 外装色
- ホワイト
- 内装色
- ブラック
- 定員
- 4
- 車両コード